FSC認証について

FSC認証とは、環境、社会、経済分野の利害関係者の合意によって支持された、責任ある森林管理の原則と基準に基づく国際森林認証制度です。
適切に管理された認証林やその他のリスクの低い由来からの原材料でつくられた製品をラベルで識別し、消費者はその製品を購入することで責任ある森林管理を支援することができます。
アサイウッドマテリアでは、2019年に取得し、自然環境に配慮したFSC認証材を取り扱っております。

認証取得会社 アサイウッドマテリア株式会社
認証番号 SGSHK-COC-350349
ライセンス番号 FSC®C150220
認証取得日 2019年8月8日
審査機関 SGSジャパン株式会社
FSC 責任のある森林管理のマーク

FSCを使用するメリット

地域資源・環境保全に貢献できる

FSC®は、世界に責任ある森林管理を広めるための森林認証制度です。
FSC®マークは、森林崩壊や違法伐採等の環境・社会的な問題のリスクの低い原材料が責任をもって調達され、使用されていることを意味します。
FSC®ラベルの付いた製品を選択することで、普段の生活の中で森を守ることができ、環境保全に貢献・地域社会の支援にも寄与することに繋がります。

企業の信頼・アピールに繋がる

FSC認証の取得は、社会的責任を果たす企業であると示す手段となります。
FSC認証材の使用は、環境保全を到達目標の1つとして、地球資源を守り、持続可能な社会を目指し真摯に取り組む企業の姿勢を明確に伝えることが出来ます。FSC認証の取得は、社会的な信頼の獲得する1つの手段となり、SDGsの達成に向け、社会全体での取り組みを目指している中で企業のアピールとなり、新たなビジネスチャンスにも繋がります。

製品価値の向上

FSC認証材を使用することで、責任ある方法で管理され、地球環境に配慮した木材で作られた商品として付加価値を生み出します。

原則と基準

森林管理認証の審査は10の原則と70の基準に基づいて行われており、「責任ある森林管理」の認証を促進している。

原則1:
法律の順守
(法律や国際的な取り決めを守っている)
原則2:
労働者の権利と労働環境
(労働者の権利や安全が守られている)
原則3:
先住民族の権利
(先住民族の権利を尊重している)
原則4:
地域社会との関係
(地域社会の権利を守り、地域社会と良好な関係を保っている)
原則5:
森林のもたらす便益
(森林のもたらす多様な恵みを大切に活かして使っている)
原則6:
森林の多面的機能と環境への影響
(環境を守り、悪影響を抑えている)
原則7:
管理計画
(森林管理を適切に計画している)
原則8:
モニタリングと評価
(管理計画の実施状況を定期的にチェックしている)
原則9:
高い保護価値(HCV)
(保護すべき価値のある森などを守っている)
原則10:
管理活動の実施
(管理活動を適切に実施している)

※原則の下には70の基準があり、基準レベルでの不順守があれば認証は認められない。

引用:Homepage Japan | Forest Stewardship Council

FSCはSDGsの達成にも貢献します

FSC認証は、持続可能な開発目標(SDGs)と深く関連しています。
17の目標が定められていますが、”目標15”「陸の豊かさを守ろう」において、目標達成の指標のひとつとなっています。

それだけではなく、貧困、飢餓、健康・福祉、教育、男女平等、安全な水、クリーンなエネルギー、労働環境、責任ある生産活動と消費活動、気候変動、海の豊かさ、平和と公平、パートナーシップに関する目標についても達成に貢献します。

SDGs

引用:SDGsの達成に貢献するFSC | Forest Stewardship Council